b_adapt: このオプションは(デフォルトでenabled)あまり効果の無い場面でBの使用を控えるもので、判断精度も速度もそこそこ妥当です。間引き具合の調整にはb_biasを使います。適応的B挿入の速度低下は今のところ慎ましいものですが、画質向上もそれなりです。通常は害はありませんが、このオプションは1stパスの速度とフレームタイプ決定にしか影響がない事に注意して下さい。b_adapt と b_biasは後続パスにはなんの影響もありません。
このオプションは適応的Bフレーム挿入をdisableにする。一般的にはオフはお奨めできない。デフォルトではx264がどこにどれだけのBフレームを使うか自動で決める。最大で何枚使うかは--bframesで決まる。
bframes=<0-16>で指定された最大Bフレーム数の範囲で、いつ、どれだけの数のBフレームを使うか自動的に決断する。nob_adaptの場合、前述の bframes(デフォルト0)の最大Bフレーム数を使用する。
*このオプションがBは不適切と判断した場合、Pになる。