映像の特定部分のビットレート調整。指定書式は
<start frame>,<end frame>,<option>
<option>の中身は
q=<integer> (QPの強制)、または
b=<float> (ビットレートの係数)。
/で区切ると複数のゾーン指定ができる。
--zones 200,900,b=0.50/1000,1200,b=2.0
これでフレーム番号200-900の区間のビットレートは平均の約半分に、フレーム番号1000-1200の区間のビットレートが平均の概ね倍になる。
特定のパート(エンディングやクレジットなど)を指定して画質を調節する。
各ゾーンは
<start-frame>,<end-frame>,<option>
option では以下が指定できる。
q=<0-51>:quantizer
b=<0.01-100.0>:ビットレート乗数
NOTE:ここで指定したquantizer値は厳格に強制されるわけではない。レートコントロールの計画段階に影響するだけで、オーバーフロウ補償やqp_min/qp_maxの適用対象から外れる事は無い。