『デンマルク国の話』について
1911(明治44)年の講演を、キリスト教思想家の内村鑑三が自身で後に文章化したもの。
1946(敗戦翌年)に岩波文庫所収、09Q3現在も版を重ねている。
日本の経済思想史かなにかの分野では有名なもののようです。自分は特に仏壇の祖父以上の信仰を持ちませんが、道徳律の裏付けのない経済活動は保たないと思っています。
曠野(あれの)と 湿潤(うるおい)なき地とは楽しみ、
沙漠(さばく)は歓(よろこ)びて番紅(さふらん)のごとくに咲(はなさ)かん、
盛(さかん)に咲(はなさ)きて歓ばん、
喜びかつ歌わん、
レバノンの栄(さか)えはこれに与えられん、
カルメルとシャロンの美(うるわ)しきとはこれに授けられん、
彼らはエホバの栄(さかえ)を見ん、
我らの神の美(うる)わしきを視(み)ん。
(イザヤ書三五章一―二節)