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「アニメで大いに稼ぐための福田正の団」

 結局問題はここなのだ。

 この「放送局が"情報の関所"となって収入を得るしくみ」 が寡占であること。放送免許制で保護されている事。つまり競争が無い事 [0]

 広告代理店が関所の入り口をがっちり固め、「なんで何もしてないアンタにカネ払わなきゃいけないんだ!」という人に「既得権益です」と答えるまでに職業倫理が劣化している事 [1]。一県一波制で保護された無数の地方局が、キー局が払う「電波使用料」に依存し、地方局の番組枠が高止まりな事。その経営陣の多くが地元の先生である事。彼らが一致してCATVや衛星放送の普及の足枷となって来た事 [2]

 高い番組枠を買えない「サクヒンの作り手」が、地方にもDVDの宣伝放送を流す為に、難しい苦労をしなければならない事 [3]。それでもやはり収入は厳しく、新しいひとが入ってこない事 [4,5]。そして視聴者は「関所の人が選んだ情報」に「関所の人が選んだ時間」にしか接する機会が無い事。さらにそれ以上の制限を強いられつつあると感じている事。それらの面倒に怒りすら覚える人々が増えている事 [6]。

 パソコンやケータイやインターネットが結節点の迂回路を拓いてしまった以上、その事に不満が高まるのは自然の事だ。

 権利や倫理の出番じゃない。独占は腐敗と停滞を生む。独占は腐敗と停滞しか生まない。

 三段構えの関所を避けて、抜け荷をやり取りすりゃあよい。
 県境、キー局、代理店。関所の人は不当と言うが、そのこと自体が不合理だ。
 受け手と作り手で示し合わせて、抜け荷をやり取りすりゃあよい。
 タダで盗ったら泥棒だ。大事なのはカネだろ。カネ。
 オレの財布で足りぬなら、他人の財布もアテにする。どうよコレ?良くなくない?
 能う限りたくさん。次のサクヒンのために。次の次のサクヒンのために。

角川グループの動き(2007中盤〜)

2007/07/26:角川デジックス、YouTubeが開発中の動画識別技術の実証実験に参加すると発表。

角 川グループ YouTubeと連携「ハルヒ」「らき☆すた」もきっかけ - アニメ!アニメ!他より。

  1. 技術的な面も含めて協力関係を結ぶのは日本では角川デジックスが初。
  2. YouTubeは違法コンテンツを確認しだい削除するが、数が多くて追いついていない。
  3. 投稿前の段階で、違法コンテンツ識別技術の開発を目指している。
  4. 2006年12月に、日本動画協会、日本映像ソフト協会などの、映像・音楽の著作権に関連する業界団体・企業が、YouTube に日本企業が権利保有するコンテンツの違法配信防止対策を要求。

 ※4.に絡んで「盗人猛々しい」とか、「まず違法状態を止 めろ。話はそれからだ」などの文字列を見た記憶があ るのですが、たぶん記憶違いでしょう。

2007/08/03:角川デ ジックス 福田正社長 インタビュー「批判をするなら手を動かしてからいってほしい」

「YouTubeは確かにビジネスになる。でも、今の形じゃあり得ない」:日経PCオンライン - より。

  1. 「違法だ、削除だ、 と何も 見ずに議論する人間が多すぎる。」
  2. 「YouTubeができて間もないころから、YouTube内にあるコンテンツを調べ始めた。取りあえず、1回見てみようじゃな いか、と」。 「1件ずつ見ていくことで、ようやくレファレンスファイルを作った方がよいとか、自動学習能力があればいいとか、そういった技術の部分で必要なものが見え てくる。」
  3. 「必ずしも著作権所有者すべてが削除してほしいと思っているわけではない。」
  4. 「削除してもいたちごっこになるのは目に見えている。」
  5. 「現時点では、著作権所有者から削除依頼がない限り角川グループが保有するコンテンツは残している状態だ。」
  6. 「そういったことをコツコツやりながら、YouTube側にもいろいろリクエストをするようにしていた。最初は嫌な顔をされたり もしたが、こ こまで時間もお金もかけてやっているうちに、向こうの人間も認めてくれた。彼らも我々のコンテンツを活用したい気持ちがある。 」
  7. 「まずは、日本の法律と照らし合わせて(googleの動画識別技術に)技術協力をする。」「どういった機能を追加すべきか、使 い勝手をどう すべきかを検証している。こういった作業を引き続き続ける予定だ。この部分の技術さえ整えば、あらゆるコンテンツホルダーに対して利用してもらえるように なる。」
  8. 「ただし、この技術というのはあくまでモラルを浸透させるための検証道具に過ぎない。」「車を運転するのと同じ。法律で定められ ている部分以 外はモラルを持ってみんな運転している。」
  9. 「現時点でコンテンツを提供するとはいってい ない。確かに、YouTubeは影響力もあり、ビジネスになるとは思うが、今の形のままならありえない。ルールも技術も追いついていないぐちゃぐちゃの状 態だからだ。」
  10. 「また、あくまでYouTubeはユーザーあってのメディア。ユーザーに「お疲れさん」と退場してもらって、コンテンツホルダー が動画のほと ん どをアップするようなメディアになるのは極めて現実的でない。」
  11. 「ユーザーもコンテンツホルダー側もお互いルールやモラルを持って利用できる方法を探ってい く」

 一般論として、初手から権利だ倫理だ正義なのだと大上段に振りかぶってしまうと、拳 を振り下ろさなきゃ納まりがつかないものです。「妥協なき理想 の追求」を旨とする学者や消費者団体や「XX反対闘争貫徹」をナリワイにする人たちの事は良く知りませんが、少なくともそれは商売には向かないスタンスで しょう。

 「テレビは放送で見るものです」とか、YouTubeに向かって「盗人猛々しい」と か、「まず違法状態を止めろ。話はそれからだ」などの文字列 は、一般的に言って商売人の脳裡に浮かぶものではありません。客商売なら尚更です。

 自分には福田さんは「普通の商売人」に見えました。元来はWeb制作やコールセン ター業務の角川デジックスが「googleの動画 識別技術」に一枚噛めればちょっとしたモノです。福田さんにはこの仕事「次世代のカネのなる木」に見えていたに違いありません。

2007/08/05:日本経済 新聞朝刊 角川歴彦氏インタビュー「そこが知りたい 自社コンテンツのネット配信 なぜ積極化?」

 しかし角川デジックスの動きはよほど多方面から非難されたらしく、二日後の日経新聞(紙面)で角川歴彦総帥が援護射撃(?)に乗り出 しています。紙が残って無 いんで言及記事↓

  ハ ルヒDVD 米国で6万セット販売 YouTubeも貢献? - アニメ!アニメ!

  1. 「国内で八万セット売れて喜んでいたアニメDVDの英語版を出したところ米国だけで六万セットも売れた」
    1. その数から考えて、国内で各巻8万セットを販売したとされる『涼宮ハルヒの憂鬱』と考えられる。
    2. こうした具体的な数字が言及されたのは初めて。
    3. また、米国のみの6万セットの販売は、米国のテレビで放映されていないシリーズ作品のDVDではメガヒット。
  2. 「ユーチューブが米国市場を地ならししてくれた効果だ。」
    1. これまでにも、ファンがファンサブや違法動画配信のプロモーション効果を指摘することは あったが、権利保有企業のトップがそうした認識を示したことはあまり例がない。
    2. 角川会長は、同社がYouTubeによる著作権侵害の最大の被害者であることも述べており、著作権侵害を認めているわけでは ない。また、 著作権を尊重出来る仕組みが必要とし、権利の保護に触れている。
    3. それでも、こうしたYouTubeのプラスの面も無視出来ないとの認識もあるようだ。
  3. もしそうであれば、これは動画共有サイト、コンテンツ保有者、動画投稿者の3者の幸せな共存にも見える。しかし、実際には今後の 課題も少なくない。
  4. 角川グループは投稿されてきた自社関連の動画を、プロモーション効果と著作権侵害で失う利益とのバランスを考えながら削除するか 判断するようだ。こうした際に明確な基準が示せなければ、利用者の大きな不信を買う可能性がある。

 4.のアニメ!アニメ!さんの指摘(明確な基準)は妥当な ものに思えますが、本質的には、コミケで マンガ出版社がやっている作業と大差ないようにも思えます。つまり、ある程度機能しさえすれば、別に不文律でも構わんのではないでしょうか。コミケには 「このへんまではOKだけどこのへんから先はアウト」というえ らいおおざっぱな抑制が働いているように思えます。も ちろんそれが成立するまでにはいくつかの「事件」があったでしょうし、これからもあるでしょう。事務局や企業サイドの不断の努力も不可欠です。

 コミケがアレコレ言われつつも大勢の人を集めているのは、 アレに関わる全員が「まんがが好き」という共通項を 持ってるからだと思います。モラルとは、ナニカを大 切に思う気持ちから生まれるものです。その形態は様々で、時に外部からは その存在すら知覚できない事があります。

 福田さんの言われる通り、強度に明確なルールで一律に縛る べき部分と、モラルの形成に向け努力すべき部分というのはあると思います。「盗 人猛々しい」、「まず違法状態を止めろ。話はそれからだ」などの思考回路は、その区別を間違います。個々のサクヒンと、その回りに集まるキモチを見ていな いからです。まぁ、商売すんならそこばっか見てるワケにも行きませんが。

 もちろんコミケとYouTubeはぜんぜん別のものです。 ぶっちゃけ自分にも、YouTube/ニコ動クラスの解像度なら2 次創作でないそのまんまコピーでもいいんでないかね見 逃してくれよんと言う気はあります。

 x264ならB関連が 使えないみたいなんでできればcqmガ リガリ書いて、、、あ〜あ〜あ〜、Apple TV相手だからカ スタム量子化マトリクス8x8dct複 数参照CABACす らダメか!、、、絶望したっ!(嬉)。飛車角どころか金銀桂馬も無いYouTubeに絶望したっ!(喜)、、、ぬあtrellisま でも巻き添え。どうしろってんだよあと香車と歩だけみてぇなもんだぞ?マジで、、、hqdn3dで デノイズキツくしてデ ブロックも上げて、もちろん2 パスscenecut追 い込んでI/IDR数に応じてip_factor弄っ てi8x8切っ てqp_step上 げてratetol上 げてqcomp下 げてもちろんsubq=7me_range上 げてme=tesaっ てなんだ知らんぞつかえんのか?これでダメならthread=1でscenecut 精度上げてやるぅっ(泣)、、、という感じでしょうか。死ぬってw

 これでワンセグなんざメじゃない画質が期待できるわけです。もとより時間軸画質はオ ハナシにならない。ワンセグ は15fpsでチャップリンとかマルクス兄弟とかあのへんと一緒。コデ ラさんがYouTubeに上げたのは30fps。ふつうのテレビとまぁまぁ一 緒、、、映像関係者の方でアレにわくわくされてる方いらっさるのでしょうか?

 速度の上がった常時接続携帯で、2chなりなんかのランキングからいつでもどこでも そこに飛ぶと。鯖代はYoutube/ニコ動持ち。回線費用はユーザー持ち。10分制限がイヤならオンラインで買ってねと。iPhoneならその場で買え る。かもしんない。法でも技術でもなんらかの対策は必要でしょうが、最後に勝つのは世の中のしあわせ総量が増える方です。あたしゃApple に一生縛られるのはゴメンですけど。SongBirdにOpen DRMが載ってくれりゃ言う事ないですけどそりゃともかく。

 今「著作利権」と「視聴者」がお互いにもうちょいハッピーになろうと思ったら「関 所の番人」避けて抜け荷すんのがてっとりばやいと思うわけで。

 ま取りあえず上げてみなあんまり酷いようなら「福田システム」で消してやっから。と いう未来ならそう悪く無い。直にやりとりとか煩わしいのはお互いサマンサ。

2007/10/22 :BitTorrentに角川が出資。2008年には角川がP2P動画配信に参入 - BB Watch

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/19832.html

 BitTorrrentは22日、同社が開催した「Bit Torrent Conference 2007」の場で、Jストリームとの配信事業における協業や、角川グループホールディングスによる出資などを発表した。角川の出資額は約10億円で、角川 は2008年にもP2Pによる動画配信ビジネスに参入する。

2007/12/07:【閲 覧権】「YouTubeは世界共通語」――角川会長の考える“次の著作権” - ITmedia News(岡田有花さん)
 岡田有花さんの記事を中心にまとめ:
  1. 著作利権団体(コンテンツホルダー)の立場
    1. パッケージメディアの販売が頭打ちになる中、ネットに活路を見出したい。
    2. 一方で、違法流通コンテンツをコントロールできないいらだち。
  2. 日本の誤認
    1. 米国のWeb 2.0企業はスゴい技術を持っている
      1. 技術は必ずしも高く無い。成功要因はビジネスモデルの革新性と著作権法のユルさ(DMCAなど)。
      • DMCAがユルいという認識はエンコ厨には新鮮でした。ぬお、そう見えるんだ。掴みはおっけーつうか掴まれた!
      • てかアレですか?やっぱ日本の著作権、キツ過ぎ?萎縮効果でか過ぎ?善し悪しはともかく、こゆ事は日本では考えにくいものなぁ。
    2. インターネットは海賊版が氾濫する不正コピーの巣窟である
      • そーだそーだ。あれはニーズの取りこぼしだぁ!権利や倫理を持ち込むから売り言葉に買い言葉になるのだ。
  3. 閲覧権」:いわば「3 次利用権」
    1. 2次利用よりももっと軽い権利
      1. コンテンツを自由に楽しんでもらいながら、
      2. 安価な閲覧料を徴収するなどし、
      3. 著作者にも一定のお金が入るような仕組み。
    2. 要、高信頼性DRM。これでユーザーの利用状況を集中管理し、「広く、薄く、あまねく」対価を徴収できれば、平等で、著作 者、事業者、国民(ユーザー)の権利のバランスが取れたシステムが可能になるのではないか。
  4. 著作権を巡る状況認識
    1. 著作権法は1970年の改正以来、著作者・著作隣接権者(コンテンツ事業者)を守る方向に強化されてきた。「著作権法を機能 させるには、著作者、コンテンツ事業者、国民の3者の合意が必要だが、3者とも今、閉塞感に包まれている」
    2. この閉塞感を破るためにも新しい著作権の仕組み作りが必要。それは「国益」の視点から考えた「国民合意」が必須。「国民の合 意が支えていない法律は有効性を失う。国民が納得する制度設計・料金で、3年〜10年ほどか けて超流通の世界を実現したい」
      • そうそう。成果主義も執行役員制度も構成員の納得度が低けりゃ逆効果。理屈だけ通ってりゃいいってもんぢゃねーんだいッ (これはMiAU側もそう)。
    3. 「一番いけないのは、コンテンツに対価が支払われなくなって作る意欲がそがれること。『好きだから』と作る人だけでは文化は 発展しない。 クリエイターに対価が支払われる動画サイト『Revver.com』には、YouTubeから作家が移動したと聞いている。最初は世間に知られたことだけ で満足するだろうが、次は経済活動になったことで満足する」
    4. 「YouTubeを引用したmixi日記のようなもものも、合法化できないか考えなくてはならないと思う」

2008/01/25:角川、YouTubeに一枚噛む。

角川グループ、YouTube上でのアニメ配信など新規事業(Impress Watch) - Yahoo!ニュース
・「ユーザー投稿角川アニメ」の公式認定も YouTubeに角川参加 - ITmedia News
・YouTubeの投稿動画に角川が“認証マーク”、削除せず広告に活用も - Internet Watch
・「違法動画、90%検出できる」――YouTubeの自動照合システムに角川が太鼓判:nikkei ITpro (金子寛人さん)

 媒体によりテイストが違うが、(というか日経は財界寄りにならざるを得ない立ち場なんだけど、金子さんのカキモノは常に簡潔で解り易 い)ムリにまとめると:

    1. 公式チャンネル3種:「アニメ」「エンターテインメント」「ムービー」。
      1. PR用のショートクリップだけではなく、(アニメ1本分などの)「フル画像もアドを入れて楽しめるよう著作権者と話し合 いなが ら、できるだけ早く対応する。
      2. 2月上旬には何らかの形でコンテンツをアップしたいと、早急に「涼宮ハルヒの憂鬱」や「らき☆すた」など自社の 持つアニメコンテンツの提供も開始していく方針であることを示した。
    2. 投稿動画自動照合システム
      1. 稼働時期は記事により未定とも2月頃とも。
      2. 著作権にかかる作品を識別して公開保留(「この動画は著作権を侵害している可能性があります」表示)。
      3. まだベータだが、権利者が動画をあらかじめ登録しておけば、確度90%程度。
      4. その後権利者に通知し選択を待つ。削除・そのまま・動画に広告と許諾マークを付けて残す、のどれか。
      5. 広 告収入は権利者に分配、動画再生数なども伝える。
      6. 国内の著作権団体・企業24法人に説明済み。活用を希望する権利者の動画に対して適用していく方針。
      7. 角川デジックスでは、このシステムを利用したいというコンテンツホルダーに対するコンサルティングや導入支援事業も展開 する予定。
    3. 若手クリエイター発掘のためのイベントなどもYouTube上で実施していく計画。
    4. 角川デジックス代表取締役社長の福田正氏
      1. 「以前はYouTubeによって、自分もコンテンツがタダで見られている、権利を侵害されているから使わないほうがいい と思っていた」
      2. しかし今回のシステムによって、「YouTubeを1つのプラットフォームとして、ユーザーのため、著作権者のために 使っていける のではないか」
      3. 「角川グループが管理する著作権者の動画は、十把一絡げにダメというのではなく、きち んとユーザーを捉え、そのユーザーとコミュニケーションをとりながら、1つ1つ認証マークを付け、1つ1つ解決していきたい」。
    5. 角川グループホールディングスの角川歴彦(つぐひこ)会長は「当社は『涼宮ハルヒの憂鬱』や『時をかける少女』、黒澤明監督 の『羅生門』など多様なコンテ ンツを創造する努力をしてきた。YouTube はもはや、コンテンツの世界共通語。著作権問題をクリアした上で、大きな収益をもたらすことを期待してい る。国際的なコンテンツプロバイダーへホップ、ステップ、ジャンプを目指していく」などと語った。

所感「帰ってきた、あたらしいテレビのはなし」

 おそらく、このシステムは角川を通さないと使えない / 著作権管理は当社にお任せを!。という事になるのだと思いますが、経緯から見てそれはフェアな取り分というものだと思います。

 いずれにせよ、 気に入ったサクヒンをYoutubeに投げれば、作り手にカネが入る回路が拓いたと言う事です。世界 中からカネかき集めて作り手に叩き込む道が拓きそうだと言う事です。

 サクヒン単位で広告料が入るなら、繰り返し何度も見られる映像が「良い映像」になります。
 それは「シチョーリツが全て」でサクヒンを弄る [7]よりは、少しは「文化」に近いんでないでしょうか?

 動画共有サービスがすっ飛ばすのは県境、キー局、代理店。さらに、国境も超えます。アメリカ、韓国、中国、台湾、英仏独伊、チリ、ブラジル、イラク、サウジ、印度、、、YouTubeで作り手の許可を得たカタチで見れる。しかも作り手にカネが入るとなりゃ、ちょっとしたものなのではないでしょうか?

仏 2少女、マンガの国あこがれ日本向け家出 警察に保護 - 国際(asahi.com: 2006年7月頃) ※元記事消滅


日本の漫画やロックに魅せられたパリ郊外に住む16歳の少女2人があこがれの日本を目指して家出。鉄道を乗り継ぎポーランドにたど り着いたとこ ろで警察に 保護された。
陸路ロシアを横断し、船で日本に渡る計画を立てていたが、経由国でビザ(査証)が必要だとは知らなかったという。仏紙リベラシオンが報じた。

同じ学校に通う2人は日本の忍者マンガ「NARUTO」や少女マンガ「ピーチガール」、日本のビジュアル系ロックの大ファン。「文化 から生活スタイルまで 何もかもがあこがれ」の日本に行こうと思い立った。

朝鮮半島までの陸路は鉄道を乗り継ぎ、「海は船で渡ろう」と計画。6月22日にわずかな現金と携帯電話、携帯オーディオプレーヤー、漫画本を持って出発。 ベルギー、ドイツを経由し、25日にポーランドからビザ無しでベラルーシに出国しようとしたところで国境警察に拘束されたという。

フランスでは日本のアニメやコスプレ、Jポップが若者に絶大な人気で「オタク」「カワイイ」は仏語として定着。7月7〜9日にパリ郊 外で開かれる日本の漫画やアニメなど日本文化の紹介イベント「ジャパン・エキスポ」には6万人の人出が予想されている。

 そう簡単でも無いでしょうが、もしコレが結構なオカネを生めば、さて無料放送のCAS/コピーガード、はたまた著作権法改正はどうなりますか。な んかデカイハードディスク安くなってるし、エンコどうなのかなぁ、て気になってたんですけど。地アナ停波まであと3年。ドッグイヤーなら21年あります。

 もしコレで作り手に結構なオカネが渡れば、どうなる?ウマく行ったら角川DRMでも作ってAppleに対抗しちゃって下さい。

 独占は腐敗と停滞を生む。独占は腐敗と停滞しか生まない(いろいろとマカなもんで)。

関連

  1. 2007/01/10:ageha was here | あたらしいテレビのはなし
  2. 2007/01/13:ageha was here | 続・あたらしいテレビのはなし
  3. 2007/01/17:ageha was here | 続々・あたらしいテレビのはなし
  4. 2008/01/28:Fraternity 7 | アニメで大いに稼ぐための福田正の団(本記事)

agehaにオリジナルなし。

[0] 1993/04/07:MichaelCrichton.com | Mediasaurus: The decline of conventional media
[1] Webラジオ:偽・うpのギョーカイ時事放談SUPER! 第4回(※公開終了)。
[2] 本: 電 波利権 (新潮新書) - 池田信夫さん(AA)
[3] 2007/10/14:i-revo 「エリアキャスト」実験(スカイガールズ)が地域限定の件 - Fraternity7
[4] 2007/10/14:アニ メータの賃金問題1 - Fraternity7
[5] 2007/10/14:アニ メータの賃金問題2 - JAniCAの設立について - Fraternity7
[6] MIAU : 公式サイト
[7] 2007/01/07:Melog: Archives > Entry - 最近のドラえもん
[7] 2008/01/15:livedoor ニュース - 「ヤッターマン」主題歌作者 リメイク版の曲に「恨み節」
リンク
2008年01月31日(木)
URL

日本のアニメは本当に世界一か?
http://blog.goo.ne.jp/skripka
コメント欄にて。

アニメ業界が真剣に未来を切り開けるようにするにはどうしたらいいんでしょう。

skripka
2008年02月02日(土)
URL
今こそ、変革の時
「日本のアニメは本当に世界一か?」のskripkaです。

コメント、ありがとうございました。

参考にさせていただきたいと思います。

TVアニメの歴史上、今ほど、アニメの産業構造に変革が求められている時期はなかったのではないでしょうか。

80年代中期以降の不況から、奇跡のV字回復を実現したこの業界ですが、構造そのものはそれ以前から殆ど変わってないんですね。アナログ(セル)→デジタルになって、制作システムの一部は総入れ替えになりましたが、その他は旧態依然のまま。なのに、何故か(まあ、その理由は分かりきっていますが)大量発生した深夜アニメと実態は隠されたままで表面だけ評価される日本のアニメ(私のブログのタイトルは、その問題意識そのものです)。

TV業界も、アニメ業界の上層部も、その「ねじれ」に対応しきれていないのが現状だと思います。潜在的にマーケットは確実にそこに存在するのに、アニメを提供している側の動きが鈍いから、変革の機運を逃していると同時に、ユーザの動向について行けなくなっているんですね。

動画サイトと組むのは、まあ一つのやり方だとは思いますが、本当にアニメで儲けたいと思っているのなら、業界全体が一丸となって、この1、2年で新しいシステムを構築しないと、手遅れになると思います。

いつまでも、1時間未満の容量のDVDを6000円、7000円で売る商売が成立するはずないんですから。現場のクオリティアップも含めて、業界の至る所に総括的にメスを入れていかないとダメなんじゃないかなとも思いますが、私は、我々の“お布施”が効率よく使われ、良い作品となって還元されるという「永久機関」は必ず出来ると信じています。
ageha
2008年02月02日(土)
URL
お二方サマ、コメントありがとうございます。
■リンクさん
「日本のアニメは本当に世界一か? 」は寡聞にして知りませんでした。ありがたく参考にさせて頂きます。

■skripkaさん。
というわけで今じわじわ読ませて頂いている途中ですので、まだまだコメントさせていただくような身分ではありません(証明手段がありませんが、書かせて頂く時はagehaの名前使いますし、あれは別の方です。信じてw)。
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