情報革命は、「伝播速度の超高速化」でもある。技術ではなく「世の中」の変化だ。もとより情報は媒体にとらわれない。全てがネットに収まるのでは無く、「ネットと旧来メディアのハイ/ローミックス」の形態は十分にあり得る。どちらが良い悪い、あるいは上だ下だという視点を持つと、「ネットとマスコミの複合汚染」に気づくのが遅れる。
もっとも。「マスゴミが悪い!」のほうが、PVを稼げるのかも知れないが。
なお、3番はいくつかのニュースリンク集に捕捉されているが、PVは通常の被爆時より一桁少ない。「WHOによる自殺予防の手引き」には以下の記載がある。
自殺はしばしばニュースバリューがあり、メディアにはそれを報道する権利がある。
おそらく、"時局柄それなりの"ニュースバリューがあると思われたが、「あまりおもしろそうなタイトル」ではなかったと言う事だ。他方、2番は、一カ所を除きこれらニュースリンク集に被爆していない。
しかし、メディアの注目を最も集める自殺というのは、一般のパターンからはるかに外れた自殺でもあるのだ。実際のところ、メディアで報道される事例というのは、ほとんどの場合、非定型的で、例外的なものであり、それを典型的な例であると報道するために、自殺についての誤解がますます広まってしまう。潜在的に危険性の高い人の自殺行動を増やしてしまうのは、自殺報道そのものではなく、ある種の特定の報道の仕方であることについて臨床家や研究者は同意している。
WHOによる自殺予防の手引き(自分用)
これはWebの側にも言える事だろう。誰でも見れるものである以上は人前だ。お茶の間でもなく、自分の部屋とも違う。意識の切り替えはなかなか難しいが、組織であれ、個人であれ、分別が問われる。
、、、ときどき、しんどいような気もするが、これも末路哀れは覚悟の前かな。