【元ネタ】:ULTIMO SPALPEEN: イタリアで放送された日本アニメの視聴者数・占拠率(2007年5月~2008年7月期)より作成
Title | 平均占拠率↓ | 放送回数 |
---|---|---|
「ケロロ軍曹」 | 22.46% | 1 |
「アルプスの少女ハイジ」 | 18.07% | 5 |
「ドラゴンボールZ」 | 15.58% | 10 |
「WINX CLUB」(Rai 2、イタリア製) | 15.45% | 1 |
「聖闘士星矢」 | 15.08% | 2 |
「ハンター×ハンター」 | 14.70% | 4 |
「ザ・シンプソンズ」 | 14.65% | 3 |
「ふたりはプリキュア Splash☆Star」(Rai Due) | 14.21% | 1 |
NARUTO | 13.36% | 9 |
「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ」 | 12.83% | 1 |
「ルパン3世」(Italia 1) | 11.86% | 1 |
「ドラゴンボールGT」 | 10.92% | 4 |
「名探偵コナン」 | 10.78% | 6 |
「シュガシュガ ルーン」(Italia 1) | 10.39% | 1 |
「ベルサイユのばら」 (Italia 1) | 9.98% | 1 |
※『放送回数』は元ネタにあるデータ件数。それぞれ話数の異なる占拠率を単純に平均したので、ちゃんとした意味のある表ではない。
ちょっとスゲェ旧作がなかなかの占拠率を出している理由は、イタリアの放送事情(Ch数や、有料放送の普及度など)を知らないのでなんとも言いようがない。
しかし、元ネタに記載されている放送日別視聴人数によると、例えば2008年4月10日に放送された「ベルサイユのばら」の9.98%で101万1000人が視聴している。あまり莫迦にできる数字ではない。
また、並みいる後輩を押しのけ「ケロロ軍曹」に迫る「アルプスの怪物」は、何度目かの再放送だそうだが、こうして繰り返し放送されるのなら、世代を超えて光学ディスクなりオンラインファイル販売なりで稼ぐ事ができるだろう。おそらくは違法ダウソよりも動画共有よりも『ちゃんとしたもの』を手許におきたい、と考えるのではないだろうか。
日本の『シチョーリツが全てです!』は数多くのサクヒンを「作り捨て」にしてしまう印象があり、ちょっとなんとかならんのかと思っているのだけど、実はそれこそが『蟲毒壷』となり、その中で生き残ったものが『繰り返し、何度も見られるよいサクヒン』として海外に売れる、とも考えられる。